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Seisokuchi #3 『Liminal Base by JHNSI』

Seisokuchi #3 『Liminal Base by JHNSI』

 @ WPÜ GALLERY SHINJUKU
Art Exhibition

「Liminal Base」では、テントがステージと避難所を兼ねた場として機能します。一人が入る。もう一人が続く。誰かに促されるわけでもなく、動きはひとりでに落ち着いていく。

作品に決まった筋書きはありません。同じ動きや音が繰り返されることで、物語の代わりに「いま、ここにいること」そのものが前景に出てきます。テントの中では、グリッチノイズと重低音が絡み合い、音が目に見えない構造物のように空間を満たしては消えていきます。訪れた人は鑑賞者ではなく、その場の一部として空間を通り抜けていく存在になります。

始まりの合図もなく、終わりの解放感もない。ただ、体験している間だけそこに存在し続ける状況——テントという物理的な囲いの中で、自分の身体の感覚を通して、普段は意識しない自己の輪郭に触れるような時間です。

JHNSIは映像・サウンド・彫刻を横断するアーティストで、ヨーロッパと東京を拠点に活動しています。テクノロジーを感情や記憶に働きかけるものとして捉え、場所に応答するインスタレーションを通じて、現実と非現実の境界を揺さぶるような体験を作り出しています。

JHNSI [Johanna Riedi]
Artist

JHNSI [Johanna Riedi]

JHNSIは、映像、サウンド、テキスト、彫刻を横断して制作を行うメディア/サウンド・アーティストであり、ヨーロッパと東京を拠点に活動している。テクノロジー、自然、神話、精霊の交差点を探究し、これらの力がいかに同時代的な経験を形づくっているかを考察している。JHNSIの実践においては、テクノロジーは中立的な道具ではなく、知覚や身体性、相互作用に影響を及ぼす能動的な存在として捉えられており、JHNSIは、没入的な環境、サウンド、パフォーマティブな身振り、そして思弁的なナラティブを通して、人間と非人間が関与し合うリミナルな関係性を立ち上げている。
音響作品においては、フィールドレコーディング、エレクトロアコースティックの作曲、そして低周波を用い、つねに変容し続ける生理的な聴覚体験を生み出す。そのとき、素材やテクノロジーは情動的な行為主体として機能し、複数の現実の位相にわたって経験や記憶を形づくりながら、観客が集合的な身体)を通じた共存について、聴き、感じ、考えることを可能にしている。

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生息地
Curator

生息地

生息地 (seisokuchi) is an arts organising platform that supports a wide range of cultural practitioners such as artists, curators, writers and researchers in their projects in Tokyo. Starting from an Artists-in-Residence program in collaboration with @wpushinjuku, a cultural hub located in the heart of the city, we encourage the visitors to create dialogues between their practices and the local environment with a non-normative, informal approach.

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